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3度目のお別れ・・・(保護者さん編)~その3

ちょっと間が開きましたね。続き物にしておきながら失礼しました。
何というか…ちょっと考えちゃって。ここまでは振り返りだったけど
ここからはちょっと変わるから…でも一つ気持ちにケリをつけたい事
でもあるので、最後までちゃんと書かせてもらいたいと思います。
もう少しお付き合いいただけると嬉しいです。

******************************


保護者さんとの食事のあと…それなりに複雑な思いは持った物の2度と
あえないと思っていた人だけに再会できた事や近況報告できた事を嬉しく
感じていたりもしていた。帰宅後の挨拶メールがお別れみたいで少しだけ
切なかったけど…今はお互いのためにこれでいいんだって思ってこちらから
返信を止め、再び保護者さんとの日常を閉じたつもりだった。
ただ前回の別れと違うのはお互いに本当に辛くなったら連絡を取って良いと
いう細い糸が繋がっていると言うこと。完全に断裂した訳じゃない。
緊急事態と思ったその時には一時避難出来る場所がある…そう心の片隅に
思っているだけでも随分心強いのだから…そんな風に思って私は日常へ
戻った。

そんな私の気持ちを知っているはずの当事者…保護者さんから再度メールが
来たのは私の予想や気持ちを全く持って裏切るように…一週間後の事だった。

「あの…かまって欲しいんですが…」

…その一言に最初は戸惑った。次に早すぎる…と思った。
それでも無視することは出来ず「はやっ」とレスを返したけどそんな事には
お構いなしでその後もどんどんメールは続いた。

仕事中だから…終わる時間を大体で伝え今日は会えないと伝えてもその後も
メールは続く。挙げ句の果てには「まだ終わらないの?」と言ってきた。
その辺りで違和感が確実な物になっていた。




********************************


あれ?この間あんなに話して納得したって言ってたのに何でこんなに連絡が
くるんだ?…そんな風に感じていた違和感も、この頃にはなにも伝わっていな
かったのか…いや…わかっているのだろうけど自分の寂しさの方が勝って
甘えてるんだ…そう実感として感じていた。

その日から数日ずっとそんな状況が続いた。

私が友人のS女性さん達と食事に行っている時も連絡が入りまたメールが
続きそうだったので「今、友人のS女さん達と飲んでるから。」と伝える。
もちろん第三者と一緒にいると伝えたらそこで何通も携帯からメールを書いたら
同席している人達に失礼だと言う事を伝えるためでもあり、今は相手できないよ
…と言うつもりで書いた。「ここに保護者さんが来たらみんなに鞭で打たれちゃう
から大人しくしてなね。」
と、合流したがらないように釘まで刺した。
(もちろんみなさん常識人なのでそんな見知らぬ男性が来てもいきなり鞭打つ様な
方々ではないのは言うまでもありませんが。)

ところが既にそんな事は全く伝わらないほどに周りが見えなくなっているらしい。
そこから何度もメールは続いた・・・

「そんな事されたらち○こが縮んじゃう…」
「やっぱり俺は虐められるよりもお前を虐める方がいいや…」


それなりに辛い状況である事を知ってはいたので最低限のレスを一言返しては
いたが、人と一緒だと伝えてもこんなにメールが続く事が既に理解できない。
その上、今の私がSEXをしない理由を主様同様によく知っているはずの保護者さん
からち○こだの虐めたいだの言われる事も耐え難かった。
それがどうして出来ないかお前は知ってるだろう?そのお前がそんな事を言う…
その事に腹が立った。事情を知らない人に言われるならともかくなんだか哀しく
さえなった。

私には以前よりも沢山守らなくてはいけない物がある。
それが義務であり背負う十字架だと思ってる。もちろん多かれ少なかれこういう
場所に身を置かれている方々みんなが背負う十字架だと思ってる。

今、これだけ周囲が見えなくなっている人がこれから大人しくなるとは思えず、
このままでは危ない…とさえ感じた。私が何を守らなくてはいけないか知っていて
そこだけは大事にしないと…と保護者さん自身が言っていたのにその1週間後に
これなのだから…このままにはしておけないと思った。


それから数日悩みながらも・・・何度もひっかかるメールが続いていた。

ある日の保護者さんからのメールにどうにも引っかかる事がありもういい加減に
流す事は出来ないと感じた。このままでは取り返しがつかなくなる。
保護者さんは私の事を見ている訳じゃない。ただ現実から目を背けて逃げてる。
ただ自分の辛さや負の感情を垂れ流しにしながら保護者さんの表の生活も
抱えたままの全体重で寄りかかってきているのだ。

私には表の生活まで支えきれない。
そう自分の中で思いが至り、結論が出た。


覚悟を決めて…
PCへ向かい保護者さんへメールを書き始めた…




**************

もうすぐ終わります(苦笑)。


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プロフィール

花凜

Author:花凜
主様にお仕えする奴隷として存在するお許しを頂いています。
紆余曲折ありましたがこれからも変わらずに主様のお傍に置いて頂き続ける事を何にも代え難い目標とし、それぞれに許される僅かな非日常の中、大切な「縁」を繋ぎ続けていきたいと思います。

当ブログはリンクフリーですが、出来ましたら一声かけて頂けたら喜びます(笑)。

相互リンクについてはお知り合いを除き業者とその匂いがする方はお応えしておりませんのでご理解下さいませ。

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