<この記事は
「いるみねーしょん。(1)」の続きです。>
懐かしいラーメンを食べ終えて主様と再びイルミネーションの中を歩き出す。
本当に自分の日常生活を送る光景の中に主様と一緒に存在している事がなんだか
不思議すぎてふわふわした。
もう少しだけ時間があるから…と食事前に私が話題に出していた中国茶を飲めるお店で
お茶をご一緒してくださる事になった。
閉店間際の他に誰もいないお店でちょっと緊張しながらお茶を頂く。
店員さんお勧めの遊び心溢れるチャレンジメニューに主様が挑まれる(笑)。
こうした主様の行動も本当に私の想像しない事ばかりでいつもそんな主様に笑ってしまう。
もちろん?私はまともなお茶(笑)を頼んだのでカップをもう一つもらって当然のように主様にも
飲んで頂いたのだけど…私としては主様がオーダーされた謎のアレンジメニューがもの凄く
気になる。気になるんだけど私の物はポットサービスだからシェアしやすいんだけど主様が
オーダーされた物はカフェオレカップみたいなものでサービスされたので…私が主様のカップに
口を付けて飲ませて頂いて良い物か悩んで黙ってたら…そんな私を見透かされたのかどうか
主様が笑顔でカップを差し出してくださって…主様が飲みかけのカップで味見させてくださった。
もう本当に信じられい位に幸せで驚きの時間が続く。
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そんな店内の中でも主様は周囲を気にせずその時に染めて頂いていたネイルも見て下さって…
(もちろんチャンスがあればすぐにご覧頂けるようにと素足にトレンカで備えてました♪)
よく見えるように私の足に主様が手を添えて持ち上げて下さって…もう恥ずかしいやら
店員さんが気になるやら1人パニック(笑)。
その時のネイルはメールでご報告させて頂いた後もずっと主様からコメントを頂けず
ずっとお気に召さなかったのか…と気になっていた物だったので直接見て頂けて初めて
感想を伺う事が出来たんだけど…どうやら主様としては感想を言っていなかった事自体に
自覚が無かったご様子で…
「あれ?何も言ってなかったか?一言も??」…と聞かれる主様に
間髪入れず
「はい、1回も一言も触れて頂いていません!」と突っ込んでしまった(苦笑)。
「そうだったかなぁ…」と考えてる主様を見てたらなんだかそれまでずっとずっと感想を伺えず
「お気に召さなかったのか」とか「なんでこの話題に触れて下さらないんだろう」とか1人で
焦れたり苦しく思ったり悲しくなったりしていた時間なんて吹き飛んでしまって…つい一緒になって
笑ってしまった。だってあまりに悪気がないご様子で…(笑)。ここでこんな風に私まで笑えて
しまうのがやっぱり主様の存在の大きさなんだろうなーとも思った。だってもうこの時点で
「どうして連絡くれなかったの!」的な気持ちがなくなってしまうんだからやっぱり主様は凄い(笑)。
そんな風に楽しく主様とお話ししながらも何かが噛み合っていない事に気づく。
どうも主様が今回ネイルの課題に指定されたお花とご自身が想像してた花が違ったらしい(苦笑)。
お話しを聞くうちになんで今回はこのデザインなのか?と言う話題になって…元になった花の話しを
していた時に気づく。
「もしかして主様が想像していらっしゃるお花って○○じゃないですか?」と
聞いてもピンと来ないご様子の主様にすかさず検索をかけて
「ほら、これがその花の画像です。
主様が思われているのはこっちですよね?それで今回のご指示の花はこれで…この花の特徴の
この部分を今回のネイルのこの辺りのデザインにして…」と容赦なく?説明をする。
絶対この辺りが自分でも奴隷としてどうか?と思うんだけど、どうも最近は言いたい事はちゃんと
明確に伝えるようになってきた気がする(図々しくなったともいう(^_^;))
「なるほど…お前間違ってるぞ…と言いたいんだな。」と主様が笑いながら言われた一言に
「そんなつもりじゃなくて…でも…誤解は解かなきゃと思って…しどろもどろ…」と慌てふためく私を
一層主様が笑う。
「そうか…だから不思議に思ったんだな。なんであの花がこのネイルになるのか不思議だったんだ。」そんな風に言いながら主様は改めて私の足に手を添えてネイルを見て下さった。
「なるほど…ちゃんと説明を聞いてからみたらよく解った。すごい綺麗ですよ。」主様は何度も足の角度を変えて見て下さってその度に「綺麗」といって下さった。
もちろんそのお言葉は本当に嬉しかったのだけど…なにしろここ何年も「脳内」で過ごしてきた
私は
「きゃぁーっ、主様のお手が私の足に触ってる!!」…とそれどころじゃないパニックで(笑)。
そんな私の様子を笑いながら謎も解け主様は沢山褒めて下さいました♪
その他にも
「ここ」に書いたプレゼントと2年ぶりの再会をさせて頂いたのもこの時の話しです。
この時には2年間主様が使い続けて下さったキーホルダーに再会させて頂いただけでなく
新しく工作のご用命?もあって…年が明けてからの楽しみも増えました。
お店の閉店時間もあり、そろそろお店を出なくてはと言う時に「はっ」とした。
以前から主様に中国茶を煎れさせて頂くというお約束があってもう何年も持ち越されて
きているのだけど…なんか悪い予感?がして恐れ多くも一言お伝えする(笑)。
「まさかとは思いますが、これでお茶の約束を果たしたなんて思わないで下さいよ!」「そうなのか?これじゃ駄目なのか?」「駄目ですよ!あの約束は私が主様にお茶を煎れさせて頂くという物なのだからお店で
出されたお茶を飲むんじゃ駄目ですよ!!主様にちゃんと煎れさせて頂きたくて飲んで
頂きたいんですからっ!主様用に準備させて頂いた茶器を他に誰が使うんですか!」「そうか…それじゃそれはまた今度だな。楽しみにしてるよ。」慌てながら必死に主張する私を笑いながら主様は優しく言ってくださって…お店を後にした。
再び外へ出て…駅までお見送りをさせて頂く。
実際には2時間もご一緒していないのに何だか盛りだくさんというか…両手に一杯で
持ちきれない位の嬉しい時間を過ごさせて頂きました。
別れ際、主様に1年の感謝をお伝えして、年始のご予定などを伺った後…
「年が明けたら6年生ですよ。小学校最終学年ですよ…」と進級のお許しを頂けるか聞いていたら…
「まぁ6年生が最終学年とは限らないしな…」と。
え?日本式じゃないんですか?アメリカ式?あれ?飛び級とか??えぇっっ?!ともれなく
慌てる私を主様が楽しそうに笑われた。
言葉にしちゃうと何か図々しいけど…初めてというか…主様が楽しんでくださってるんだ…と
感じる事が出来た気がしてとても嬉しかった。自分が楽しかったり嬉しかったりするのは
当たり前なんだけど…こんな私の面倒を変わらずにずっと見続け、隷属を許して頂いている
事をいつも感謝と共に自分の我が儘な気がして申し訳なく思う事も多い中で、主様「が」とか
主様「も」とか感じられた事が初めてな気がして…もの凄く嬉しかった。
最後にそんな幸せを頂いて主様と笑顔でお別れをした。
階段を降りられる主様のお背中を最後まで見送って…
元気を沢山もらった満面の笑顔で再び仕事へ戻りました。
もうその後の仕事中ニヤニヤしそうになるの我慢するのが大変でしたけどね(苦笑)。
お陰様で無事に年を越える事が出来、新年を迎え
「6年生。」に進級させて頂く事が出来ました。
ほんと時系列が滅茶苦茶になってますが…とても嬉しくて大切な1日の出来事で…
今も仕事に行くたびにこの街で主様と過ごした時の事を思い出しては暖かな気持ちに
満たされている幸せ者です♪
。
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